NIの待望のスタンドアローン型のグルーブボックスが発売されて約2ヶ月が経った。MASCHINE MK3と同じ操作性を実現したMASCHINE+は、既成概念にとらわれない新しい世界を切り開いてくれている。でも、具体的には?
その質問に答えるため、今回の記事では、YouTubeやInstagramのクリエイターコミュニティから、お気に入りのMASCHINE+のビデオを5つ紹介する。
まずは箱を開けてから
長い間待ち焦がれていた製品の箱を開けるビデオほど、満足感が得られるものが他にあるだろうか? そして、それが8人分だったら? このビデオでは、ビートメイカーのThe Kit Completeがパッケージを開封し、そこから自然な流れでジャムセッションを披露。Datsunn、Knock Squared、Sarah the IllstrumentalistなどのYouTuber達が次々に登場し、どんどん期待が高まり熱狂が伝わってくるが、最終的な評価は? 最後のシーンの笑みが全てを語っている。
素晴らしきアウトドア
ベッドルームビートメイカーのみなさん、ステイホームの日々が続いて創作活動が閉鎖的になっていませんか? そんな時はShakazulaを見習って、しばしの間、ラップトップを置いて隔離された洞窟から抜け出そう。ビデオの中で、フィンガードラミングの天才であるShakazulaは、MASCHINE+を屋外に持ち出し、秋の物憂げな光の中、多幸感溢れる夢の世界を紡ぎ出している。霧の中で催眠術にかけられたかのようなローファイビートをお楽しみください。
最も深いところまで....
オタク気質なあなたにオススメ! 誰でも良質な比較レビューは大好きだけど、Loopopぐらい正確でバランスが取れたレビューができる人はいないだろう。百科事典のように博識な彼は、今回のビデオの中で、MASCHINE+、既発のMASCHINE MK3、AKAIのMPC Oneを大変包括的に比較している。各チャプターのタイムスタンプを見て、いい所だけツマミ食いしたいという誘惑にかられるかもしれないが、もし時間があるなら(もちろん、時間はあるはずだよね!) この素晴らしきオタク的栄光を全部しっかりと見とどけよう。
6本の弦の宝石
お気に入りのギターリフを直接サンプラーでチョップする方法について悩んでいるなら、トロント在住のプロデューサーであるJeiaの軽快なビデオをチェックしよう。ビデオの中で彼女はMASCHINE+にサンプルを取り込む独創的なアプローチを紹介している。ダイレクト、アウトボード、バーチャル、エクスターナルの全ての方法で、経験豊かなストラトファンが、滑らかで豊かな音色を即席でチョップしたり手を加えたりするためのお気に入りテクニックを教えてくれている。
ループの中で
MASCHINE+でリアルタイムにループを扱う方法について知りたい時は、畏怖の念を込めて、見事な口髭のAccurate Beatsのビデオを観よう。ループを巧妙に重ねながら即興でリズムを組み立てる彼は、始めはとてもシンプルなシェイカーと陽気な手拍子からスタートし、そこにサンプル、スクラッチ、シンセのフィンガードラムを次々と重ねてトラックを作りあげていく。
MASCHINE+発売中。詳細とオーダーはこちらから。