• Eomac + Kyoka = Lena Andersson

    アイルランド人プロデューサーEomacと、日本人アーティストKyokaのコラボレーションプロジェクトに迫る。…

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by Evan James

Community wrap-up: Datsunn、DYVN、DDSなどのサンプルフリップ

2020年も無事終わったということで、この数週間の間に起こった嬉しい瞬間を振り返ってみましょう。

私たちの人生の中で、間違いなく最も長い年だった2020年がやっと終わりました。2021年に何が待っているのか知る余地もありませんが、一つだけ確かなことがあります。1年間に起きた様々な出来事が私たちを危機に追いやったとき、皆さんは多様性と希望に満ちた行動でそれに応え、高いコミュニティの意識と、情熱、そして使命感で勇気を与えてくれました。そこで、今年初のcommunity wrap-upとして、クリエイティブな人々による、癒しの力を与えてくれる動画をご紹介します。

ナイフは不要

プロのようにサンプルをスライスしてみませんか?MASCHINEの第一人者であり、ヒップホップ・プロデューサーのAGがあなたをサポートします。このビデオでは、東海岸出身のAGが、サンプルを正確かつスタイリッシュに、そしてスピーディに切り刻むための5つの独創的なアプローチをご紹介。マニュアル、グリッド、スプリット、ディテクト、デュプリケートの各オプションについて、AGのソウルフルなアプローチをご覧ください。このテクニックがあれば、あなたもすぐに彼のようにスライスできるでしょう。

レコード一直線

新品のレコードの音って最高だと思いませんか?ビートメーカーのBoombap Artは、秘密のジャズレコードをMASCHINE Mikro MK3に直接サンプリングし、KOMPLETE M32の力を借りてその上にLo-Fiビートを乗せます。願わくば、クリアなスネアとパンチの効いたキックが、暖かいアナログノイズの波の中を泳ぐ癒しのシンフォニーに誘われ、レコードから直接バイブスを感じられることができますように。

ボーナストラック

2021年1月に行われた”Jamuary 2021″チャレンジで、30日間連続でアツいビートをドロップした、フィンガードラミングの天才、Gnarlyが燃えるような最終日を締めくくっています。ジャンルを超えたジャジーなビートに、サイケデリックなネオソウルが加わりました。思わず体を揺らさないように。でも、まぁ、無理でしょうね。

全ての賞金稼ぎたちへ

カナダで人気の、ジャンルの垣根を越えるので有名なプロデューサー、Datsunnが、はるか彼方の銀河系から激アツなSFサンプルフリップを携えて戻ってきました。「マンダロリアン」へのトリビュートとして、ファンク・ソウルの音楽性とヒップホップの感性を駆使したDatsunnならではのサウンドをお楽しみください。この曲のフォース、かなり強いです。

ハイクオリティーなローファイサウンド

昨年12月、Native Instrumentsとドイツのビートメーカー、DYVNが「新製品」を世界に向けて発表しました。NIはCRATE CUTS Expansionを、そして、DYVNは生まれたばかりの可愛い愛娘を、です。(初めまして、Freyaちゃん!)Lo-Fi愛好家であるDYVNが「今までで一番好きなExpansionだ」と言いながらCRATE CUTSのサンプル、ワンショット、プリセット、そしてループをチェックし、まるで春に降る穏やかな雨のような癒しのビートを作る姿をご覧ください。

ソウルマジック

2020年の終盤に、Native InstrumentsのSOUL MAGIC Expansionがリリースされました。これは半世紀にわたる本物のソウルサウンドとテクスチャーを集めたものです。ミシガン州出身でCertified Goldのプロデューサー、DDSが、このExpansionで提供されるすべてのサンプル、キット、ループ、プリセットを詳細に解説しています。お好きなドリンクを飲みながら、50年分のサウンドを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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