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by Evan James

80年代サウンドを再現する
KONTAKT用無償ライブラリ5選

80年代のサウンドを蘇らせる無償インストゥルメントを5つ紹介しよう。

80年代から生まれたポップカルチャーの数々の定義、そして快楽主義的なノスタルジアは今でも文化的景観を支配している。もちろん、中にはショルダーパッドやパラシュートパンツのように短命なトレンドもあったが、優雅に成熟したものもある。例えばSF映画史を代表するBlade Runnerの音楽は誰もが認めるディストピア系レトロフューチャーシンセシスの最高峰であり(Vangelisのご冥福をお祈りします)、それは当時の人々の最新技術やテクノロジーに対する底無しの探究心と、そこから生まれた原始的なハイテクサウンドのトレンドの中から誕生している。

それではボディスーツ、縮れ髪、酸で洗ったジーンズ、そしてフィンガーグローブを脱ぎ捨てよう。我々が進む先に必要なのは「道」ではなく、フルバージョンの「KONTAKT」だ。

80年代のノスタルジアを蘇らせるKONTAKT用無償インストゥルメントを5つご紹介しよう。

KONTAKT 6の製品情報

SYNTH-1 Mini Collection

Karanyi SoundsのSYNTH-1 Mini Collectionには6つの象徴的なアナログシンセから丁寧にサンプリングされた典型的な80年代のサウンドが揃っている。専用のユーザーインターフェースが存在しないため、ユーザーはKONTAKTのエディター上で全ての調整やエディットを行う必要があるが、その手間を考慮しても、これらのビンテージサウンドを無償で手に入れられる事は大きなメリットだ。同じく象徴的なハードウェアでプロセス処理され、プリセット名に週の曜日が付けられるこのコレクションは、今でもサングラスを夜にかける(sunglasses at night)人達にとって完璧なペアリングとなるだろう。

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Wavesynth EP Glow

3つのウェーブテーブル式エレクトリックピアノと14種類のウェーブテーブルアルゴリズムを備えたKaranyi SoundsのWavesynth EP Glowはただの遊びではない。Sequential社製Prophet 6で丁寧にサンプリングされ、陽気なRhodes的パッチに仕上げられた豊かで哀愁のあるこの楽器はレトロフューチャーなサウンドに最適だ。ウェーブテーブルの位置とProphetタイプのローパスフィルターに対する2つのLFOに加えて、Moogタイプのローパスフィルター、ホールリバーブ、テープディレイ、コンプレッサー、リミッター、そしてEQが備わっており、Knight Rider感を最大限に表現することが可能だ。

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LMFree

信頼性、機能性、そして無償という全ての要素を兼ね備えたBeaoticによる80年代の伝説的ドラムマシン、LinnDrum LM-2の複製は、あの懐かしのサウンドを再発掘させてくれる。キーベロシティでサンプルの開始位置をコントロールして、Oscillator Driftで少しの音程感を足そう。そして音程、音量、パンニングの各パラメータを調整して、あの80年代のサウンドを再現しよう。あなたならではの「bow bow chick chicka chicka」バンガーの制作に欠かせないパーカッションサウンドが全て揃っている。

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Commodore 64 Sessions Deluxe

センチメンタルなサウンドを探し求めているのなら、Rhythmic Robot AudioのCommodore 64 Sessions Deluxeはいかがだろうか?30種類のパッチには3台のCommodore 64ホームコンピューターからサンプリングされた音が収録されている。SIDチップの忠実なサウンドとスタイリッシュで王道なUIデザインを兼ね備えたこのインストゥルメントはチップチューンのドラムキットから太いベースラインシンセに至るまで幅広い活用が可能なため、ビンテージ感漂う8ビット曲の制作には欠かせないVSTになることだろう。または静かな夜に、自宅で懐かしのFroggerサウンドを物憂げに生き返らせるのも良いかもしれない。

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Wavetable Experiment Mini-Pack

Decent Samplesは80年代のサウンドを忠実に再現した7つのウェーブテーブルシンセをまとめた実験的なパックを制作した。固定の波形のみを扱うサンプルベースのシンセに対して、ウェーブテーブルシンセは複数の異なる波形を行き来するように演奏することで、複雑な質感や、揺れるようなダイナミクスが特徴的な倍音豊かで不規則なサウンドの表現が得意なため、SF的なパッチ、パッド、ドローンなどに適している。情熱的なサックスを少し足して、タンホイザーゲート近くの暗闇の中でCビームが光る様子を観察しよう

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サウンドデザイン: Konstantin Grismann

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