by Ronan Macdonald

MASSIVE X Patch and Play: Nömak

パリ在住のCharli XCXのプロデューサーによる進化し続けるポップなパッドをダウンロード、そして、NI製品が当たるチャンス。

フランスのプロデューサー、ソングライター、サウンドデザイナーであるNicolas Petitfrère aka Nömakは、常にキャリアの中でNIのソフトウェアを使ってきた。彼のバンドプロジェクトであるAlesiaやPoint Point、UKのエレクトロポップスターCharli XCXとのコラボレーション、そして、彼自身のソロまで、全ての作品の中でNI製品は重要な役割を占めている。そんな彼の今一番のお気に入りはMASSIVE Xだ。MASSIVE Xの製品ページのためにデモトラックを作ったこともあるNömakは、NIの代表的なシンセの権威と言っていいだろう。(Nömakの音源はこちら)

昨年11月の2019 Paris Electronic Weekフェスティバルで、Nömakは、MASSIVE Xだけを使って曲の導入部をどう制作するかについて、サウンドデザインのマスタークラスを行った。トークはフランス語で行われ、英語の字幕入りでビデオを見ることができる。ビデオを見た後は、トラックのコンセプチュアルな導入部を生み出したメインのパッチと、ベース、キックドラム、ハイハット、パーカッシブなキーボードパートに使われた4つのパッチをダウンロードしよう。

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明るい短調の和声がベースになっているメインパッチ「Massive X 1」は、豊かなハーモニックの動きとゲートによって切り刻まれる感覚が印象的だ。テクスチャーパッドの中で常に変化している音色はOscillator 1のFM Growlウェーブテーブルによって生成され、テンポ同期したLFOがウェーブテーブルのポジションとAnimaインサートエフェクトのピッチパラメーターを変調している。「僕にとって、ウェーブテーブル・シンセシスの美しさとは、興味深いテクスチャーを即座に生み出せることなんだ」とNömakは言う。

ゲートのエフェクトは、Blue Monarkフィルターのカットオフ周波数の変調によるもので、モジュレーションソースはPerformer 2だ。ギザギザとした素早く動く三角波のシーケンスがプログラムされていて、フィルターがパッドサウンドをリズミカルに切り刻んでいる。

しかし、何よりも今回のパッチの一番興味深い要素は、MASSIVE XのChordモードの使い方と、たった1つのMIDIノートからコード進行をトリガーするPerformerのモジュレーションソースだ。Unisonは3ボイスに、コードセットはMinor Yoに設定されていて、Performer 1はKeyモード(リトリガー) でChordフェーダーをモジュレートするようにアサイン。シーケンスは、12個のコードの中から6個をステップスルーしてコードを繰り返し生み出すように描かれている。

結果として仕上がった作品は、複雑で表現豊か、まさしくMASSIVE Xのシンセパワーがなくては生まれないようなエレクトロニックサウンドになった。2つのPerformerはホストのテンポにロックされていて、重要なリズム関連のフィルターとChordフェーダーのモジュレーションは全て常に同期している。「それこそがシンセシスだけを使うことの魔法なんだ」と、Nömakは言う。「自分自身の中から生まれてきたパーソナルな音を見つけ出すこと。プロセッシングやリサンプリングなどは使ってないから、完全に自由でしなやかなんだ」

metapopからパッチをダウンロードして、作品を応募しよう。素晴らしい賞品のNative Prizeに選ばれるチャンス!プロジェクト全体をリミックスしたいあなたのために、ダウンロードパックにはMASCHINE、Live、Logic、Cubase、FL Studioのプロジェクトファイルや、他のDAWユーザーのためのMIDIファイルとMASSIVE Xのパッチが含まれている。

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