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by Ronan Macdonald

rRoxymoreがおすすめする、オーガニックなテクノサウンドに合う無償のREAKTOR Ensemble5選

ベルリン在住のプロデューサー兼DJであるrRoxymoreが、自身のサウンドに人間味を持たせるために使用しているシンセサイザーやシーケンサーを紹介してくれた。

フランス出身でベルリンで活動しているrRoxymoreことHermione Frank は、パリのクラブでファンクやハウスミュージックのDJとして音楽キャリアをスタートし、次第に制作と彼女自身のスタイルに同化したテクノの分野に移行していった。現在、彼女のサウンドは “オーガニック” と “エレクトロニック” の特異な組み合わせで成り立っている。2016年のWhere Do We Go From Here? (Videogamemusic)と2019年のFace To Phase (Don’t Be Afraid) の2枚のアルバム、そして数多くのシングルやEPを発表し、この自称内向家は、ソーシャルメディアやマーケティングの競争に関わりたくないという、愛らしくも新鮮な姿勢にもかかわらず、「シーン」にかなりの印象を与えている。

パソコン以外の機材を使用しないプロデューサーである彼女の作曲とエンジニアリングのアプローチは、REAKTOR User Libraryにの知的でバーチャルなサウンドと相性が良い。今回は彼女のお気に入りのREAKTOR Ensembleを6つ、彼女のオーディオデモを交えてご紹介します。REAKTORのフルライセンスをお持ちの方はこれらを無償でダウンロード、使用することができます。

Bluewave

このカラフルなシンセサイザーは、3つのモーフィングオシレーター、14種類のローパスレゾナンスフィルター、そして種類豊富なモジュレーションが備わっており、更にテープワープ、ノイズやビットクラッシャーのエフェクトを使用することで個性的なローファイ感を足すことができます。「とても良いサウンドが鳴るサブトラクティブシンセ (減算合成方式)よ」とHermioneは語る。「ローファイなメロディーやコード、サウンドスケープにはぴったりだわ」。

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Superformula

Unfiltered Audio社のMichael HetrickのTuring Machine Blockをベースに作られているSuperformula special 2.3は、ランダム式ジェネレーティブシンセであり、Blocks Ensembleは幅広い種類の多動的アンビエンス、インダストリアルな背景、そして恐怖的なサウンドなどを作り出すことが可能だ。「あなたが水のような質感のドローンを探しているのであれば、Superformulaは素敵なサウンドを生み出してくれると思うわ」とHermioneは語る。

Superformula special 2.3をダウンロードする

Euclidean melodies

「ユーザーライブラリにはEuclideanシーケンサーがいくつかあるるのだけれど、どれも2つのオシレーターしかないこのシーケンサーよりも複雑だわ。このシーケンサーはFMシンセSteampipeに繋がっていながら他の楽器のトリガーとしても使用することができて、手軽でとても楽しいわ」とHermioneは說明する。Euclidean Melodiesはポリリズム的なMIDIパターンを作るのに最適で、Euclidのアルゴリズムに基づいて音を配置する2つの回転式ステップシーケンサーがパターンを生成してくれる。アクセントの位置やピッチを特定のスケールや調に従うように設定することも可能で、マーカーに書かれているように「即席のPhilip Glass」なのだ。

Euclidean Melodiesをダウンロードする

FM Polynator

このエッジの効いたドラムマシンは4つのFMオシレーターがそれぞれをモジュレーションし合うように組み合わされており、その奇抜なシーケンスシステムははっきりとした電子リズムを出力するようになっている。生みの親であるDoron Sadjaは「FMモジュレーション用のムカデ人間のようだ」と称しており、とても実験的なパーカッション要素を作ることが可能だ。

「私はこの4チャンネル式のFMドラムマシンの大ファンなの」とHermione。「サウンドが素晴らしいわ。シーケンサーはとても扱いやすく、簡単にポリリズム的なノイジーなビートを作ることが出来て、おまけに全パラメータを一度に変化させるランダム化ボタンも備わっているの。私はよく即興的に色々と試してみて、良かった部分を切り取って使用しているわ。」

FM Polynator V1をダウンロードする

The Void

次にご紹介するドローン系シンセのThe Voidには2つのウェーブテーブルオシレーターと1つのノイズジェネレーター、サンプルプレーヤーが備わっており、それらをミックスして音作りを行うことができる。これらのパラメーターは様々なソースを元にモジュレーションをかけることができ、後に様々なエフェクトをかけることも可能なので、控えめなサイエンスフィクションのテクスチャー感からグリッチの効いた信号音まで幅広い音作りが可能だ。「とてもユニークなドローンマシンよ、4つのLFO、サンプラー、エンベロープシーケンサー、そしてFXが備わっている。テクスチャーやサウンドスケープに最適なのはもちろんだけど、リズム的なノイズリフにも使えるわ」とHermioneは語る。

The Voidをダウンロードする

 

rRoxymoreの音楽をもっと聴きたい方はこちらのTresorの30周年コンピレーションアルバム、またはフランスのベースミュージックシーンをハイライトしたコンピレーションアルバム、Club Hexagon IIIをチェックしよう。彼女はブルックリン在住のアーティスト、ZselaのAche of Victoryのremixにも参加している。

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