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by Evan James

REAKTOR用無償FMシンセ5選を手に入れよう

ユーザーライブラリの中から予測不能な音作りに欠かせないFMシンセを紹介。

シンセシスの種類の中でも「減算方式」は多くのプロデューサーにとって馴染みがあるだろう。オーディオ信号を様々なオシレーター、エンベロープ、そしてフィルター(60年代、70年代のアナログシンセを思い浮かべてほしい)を用いて音の引き算を行う方法だ。このアプローチでは結果を予測しながら音の質感や音色の設定を行えるため、イメージ通りのサウンドを作りたい時に最適だ。

しかし、より冒険的なサウンドを求めるのであれば、「FM方式 (Frequency Modulation)」のシンセシスが適している。1つの音の周波数を別の音で変化させる方法であり、減算方式よりも複雑な質感の調和、不調和なサウンドを作り出すことが出来る。この実験的なアプローチの特徴は「予測不能性」であるため、理想的なサウンドにならない可能性もあるが、このランダム性にはそのデメリットを払拭するほどのメリットがある。このような「予測可能な予測不能性」にはあなたのトラックを大変身させるような質感のある倍音豊かなサウンドを生み出す可能性が秘められている。

この記事では、REAKTORユーザーライブラリの中から厳選した5つのFMアンサンブルを紹介する。このセレクションに含まれる伝統的なマルチオペレーターシンセ、ドラムマシン、パーカッションシンセ、そして刺激的なサウンドジェネレーターはどれもダイナミックな音作りに役立つだろう。革命的な各アンサンブルの解説を読み進めて、埋め込みリンクから製品を無償ダウンロードしてみよう。

そしてフルバージョンのREAKTORのご使用をお忘れなく。

Dream Phase Machine

Tana BarbierのDream Phase MachineはDXスタイルのFMシンセであり、その複雑な内部構造は心地良く鳴り響くドローンを作り出す。ザラザラとした質感とサイケデリックな揺らぎを生み出すこの変成的シンセには異なるタイミングでエンベロープが上下するモジュレート可能なディレイが備わっており、ダイナミックな動き、奥行き、そして空間を作ることが出来る。この「乗り物」はあなたを新たな音世界へと導いてくれるだろう。

Dream Phase Machine をダウンロード

FM Polynator V3

Doron SadjaのFM Polynatorは強力なポリリズム式FMドラムマシンであり、それを構成する4つのドラムはFMシンセシスによってお互いをクロスモジュレーションさせている。進化したインターフェイスと強力なランダム化エンジンが追加された今回のアップデートではモジュレーションの可能性を広げるため、各ドラムサウンドに対するピッチ、エンベロープ、フィルター、FM LFO、そしてピッチモジュレーターのコントロールが可能になった。実験度の高い楽器であることは間違いないが、心配はいらない。ポリリズムが暴走を始めたら、Sequencer Restarterのリセットボタンを押せば全て解決する。

FM Polynator V3をダウンロード

FM Explorator

FM Polynatorの複雑性とは反対に、Doron Sadjaの親しみやすくシンプルなFMシンセサイザーは2つのオペレーターから構成されている。分かりやすいコントロール性とレトロなビデオゲーム風インターフェースを兼ね備えたFM Exploratorはとても楽しく、扱いやすい。より偶然性に頼ったアプローチを試したい方は、Exploratorのロゴの上にあるハンドサインをクリックして、全てのパラメータをランダム化させてみよう。

FM Exploratorをダウンロード

BoooMBox

Colin DunkerleyのBoooMBoxは4パート構成のFMドラムマシンであり、伝統的なリズムマシンから現代のテクノ、エレクトロニカのドラムやパーカッションに至るまで、幅広い用途に適している。シンセ兼シーケンサーであるこのプログレッシブな楽器のエンジンはシンプルなデュアルオペレーター式FMシンセとノイズから構成されており、それらは複数のシーケンスと2つのLFOによってコントロールされている。ビンテージサウンドやテクノ好きにとって、最高の制作パートナーになることだろう。

BoooMBoxをダウンロード

Random - One-Button Synth

偶然性に全てを賭けたTom JarvisのRandomシンセサイザーにはボタンが1つしかない。このボタンを押すと、新しいプリセットが生成される。あえて「for inspiration and exploring how synths are made=閃きとシンセの可能性を試す」ために設計されたこの儚い楽器はFMシンセシスに初めて触れる方や、その可能性を体験したい方に最適だ。しかし、1つ注意点がある。この楽器にはプリセットの保存機能がないので、一度消した設定には二度と出会うことが出来ない。

Random – One-Button Synthをダウンロード

 

User Libraryにはこの他にも数々のインストゥルメント、エフェクト、シーケンサーなどがあるので、ぜひチェックしてみよう。特におすすめのものはNIブログのFree Stuffセクションにまとめられているので、そちらも確認してみよう。

 

サウンドデザイン: Konstantin Grismann

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